演劇企画ハッピー圏外 特別記念番外公演「ニコニコさんが泣いた日」

2日連続で同じ開場での演劇鑑賞は前例がないのだが、今回は通しで予約するとチケット代が割安になるので、これはいい機会と押さえておいたのである。
今日は、受付開始が昨日より1時間早い17時15分なので、それに合わせて「TACCS1179(俳協ホール)」(写真上)に向かった。もちろん、まだ明るい。受付を済ませると、開場の17時30分まで待機する。出演者だが、両方に出るのは主役クラスの数人。しかも、この公演は出演者数が少ない。
開場となり、チケットに指定されたシートに座る。今度は問題なかったようだ。18時開演。


時代は戦時下の末期、悲惨さが増す昭和20年頃。
舞台は街の動物園。主人公はしゃべることが不自由で笑顔だけが取り柄という、飼育員の「ニコニコさん」。
来場者数が伸び悩んでおり、飼育員は頭を抱える日々であった。そこで、飼育員たちは知恵を絞って奇抜なアイデアを出すことで、一気に来場者数が増えたのであった。
ところが、何しろ戦時中、特高の横やりが入る。動物たちを安全な場所に確保できないか、画策しては奔走する飼育員たち。手を打たなければ、動物たちを死に追いやるのみ。ニコニコさんも必死であったが、園長を始め飼育員が徴兵で去らなくてはならなくなり、特高の容赦ない取り調べで連行されることも。
そして、ある事が起こってニコニコさんが泣きながら声に出して訴えた。それは一体?

約2時間の公演が終わると、昨日に続いてロビーで出演者との交流。少しして会場を後にした。こんな時間も、イイと思う遊び人であった。